オンライン勤務への移行が進む中、企業様の採用面接もオンラインによるものが積極的に導入されています。Face to Faceとは異なり画面越しの面接ということで最初は慣れないかもしれませんが、事前準備を入念にしておけば臆することはありません。本稿ではオンライン面接を成功させるための秘訣を解説していきます。
1.環境チェック
・PC/ビデオ/マイクのテスト
理想をいえば1週間前、遅くとも3日前には面接にPC/ビデオ/マイクが正常に作動するかを確認しておきます。確認の際には、面接で実際に使用するビデオシステムをインストールし、IDやパスワードの確認もしておきましょう。面接直前にこれらの確認がされておらず面接の開始時間に遅れてしまった、ということが生じないように注意します。
・カメラの角度
実際に使用するビデオシステムをテスト起動し、ベストな角度を設定しておきます。仕事で楽な姿勢を保てる角度と、面接で相手方に好印象を与えられる角度は異なる場合があります。PCを台におくなどの工夫も必要かもしれません。
・インターネット環境の良好な場所の選定
オンライン面接のスムースな進行には良好なインターネット環境が不可欠です。自宅における最もインターネット環境が最適な場所を事前に選んでおきます。
・背景
座る場所、面接の時間に逆光にならないかを確認しましょう。対面の面接と違い表情が伝わりにくい分、カメラの設定等を通してクリアな環境にしておくのは、面接官に好印象を与えるためにも大切です。また、背景は白などの明るめ無地がベストです。
・服装
対面の面接同様、プロフェッショナルな装いで臨みます。カメラ越しには意外に髪の毛の乱れが目立ちます。テストの時点でチェックしておきましょう。
・雑音
子供やペット、音楽などの騒音が入らないよう、事前に家族と打ち合わせし、面接の間は外出してもらう等打ち合わせをしておきます。その他、自宅電話や携帯電話の着信音、コンピューターのアラートもオフにしておきます。
2.面接中の注意点
・話す前に一旦呼吸を置く
オンライン面接の場合、音声の到達に若干のタイムラグが生じる場合があります。面接官の質問を受けた場合、一旦呼吸を置いてから答えるようにします。対面でのコミュニケーションと異なり、相手の発言がまだ続いているのにタイムラグのためそれが到達していない場合があるためです。
・ジェスチャーを多用しない
普段ジェスチャーを無意識に多用する方にはなかなか難しいかもしれませんが、オンライン面接ではこれをなるべく控えるようにします。あなたのジェスチャーをビデオシステムがとらえようとすることで、遅延が発生し面接がスムーズにいかない場合があります。
あとは対面での面接同様、事前に履歴書を読み込み、想定質問を準備、聞かれた質問に簡潔に答えるだけです!
さらなる面接対策にあたっては下記ブログもご一読ください。